line カサブ石鹸シリーズline

ヒストリー

2000年もの石鹸作りの歴史をもつシリアは、オリーブとローレルの産地でもあります。 その豊富な原料であるオリーブオイル、ローレルオイルの個性を生かしたコールドプロセス製法により作られた新しいタイプの石鹸です。 2000年EU、シリアの特産品コンファレンス石鹸部門でベストクオリティの石鹸に選ばれ、また2002年JETRO主催、シリア・ヨルダン・レバノン見本市(東京・赤坂にて)では、 在シリア日本大使館よりシリアの特産品として選ばれました。2012年にシリアの情勢悪化によってシリアでの生産が困難となり、現在日本で生産しております。

日本でカサブ石鹸を


5年前からシリア市民の政府への反発がシリア各地で起こり始めました。カサブ地方はアレッポとシリアの貿易港で政権の重要拠点でもあるラタキアの間に位置しているため、 早い時期から政府からの厳重な支配と制限を加えられていました。そのため住民の多くはその支配に耐えられず、国外の家族や知人を頼りシリアから出国していきました。カサブ石鹸の職人さん達も3年前にカサブ石鹸を日本に輸出したのを最後に連絡が取れておりません。職人さんからシリアから出ていくとの連絡が入り、カサブ石鹸の販売中止か、継続するにはどうしたらよいのか、沢山の検討を重ねました。 私(ガザール)は20年前からアレッポ石鹸の工場やカサブ石鹸の工場で石鹸の製造を見てきました。 職人さんから原料や製造に関しても沢山の情報を得てきました。 以前から自分で石鹸を作りたいと思い試作品を作り続けていたので、自分も石鹸職人としてカサブ石鹸を日本で作ろうと決断しました。  

カサブ石鹸の生産について

カサブ石鹸は、現在弊社が日本で製造しています。弊社でカサブ石鹸を製造開始してから3年になります。 現在は日本での製造環境の整備、レシピの工夫など幾つかの問題をクリアし製造工程を確立してきました。 しかし、人材不足により大量生産ができず、在庫の補給が追いつかないという問題に直面しています。 このような状況の為、卸のお得意様にはご迷惑をお掛けしております。また、弊社の通販サイトにおきましても在庫のない場合もございますので、何卒ご理解、ご了承下さいます様お願い致します。

line カサブ石鹸シリーズ一覧 line

カサブ石鹸130g
カサブ石鹸130g
すべての肌タイプの方、敏感肌の方にもおすすめです。 この石鹸に多く含まれるローレルオイルは肌や髪の毛に対し、消毒、消臭フケとりなどの高い洗浄効果があり、さっぱりと洗い上げます。そしてバージンオリーブオイルの保湿効果により洗い上がりもつっぱることのない優しい使用感です。ローレル(月桂樹)のさわやかな香りと豊かな泡立ちも実感できます。
税込価格 1,080円(本体価格1,000円)
重量 130g※手作りのため重量に多少の差があります。
原材料 石鹸素地(ローレル(月桂樹)オイルとバージンオリーブオイルベース)
原産地 日本製
製造発売元 (有)クロスロードトレーディング
カサブ石鹸60g
カサブ石鹸60g
ひとつで全身に使います。 どうぞお試し下さい。
税込価格 648円(本体価格600円)
重量 60g※手作りのため重量に多少の差があります。
原材料 石鹸素地(ローレルオイルとバージンオリーブオイルベース)
原産地 日本製
製造発売元 (有)クロスロードトレーディング
リトルカサブ石鹸130g
リトルカサブ石鹸130g
乾燥肌の方におすすめです。 原料のバージンオリーブオイルは人の肌の成分に近いオレイン酸を多く含みスクワレン、ビタミンの効果によって洗い上がりのお肌になめらかな潤いを残してくれます。豊かな泡立ちも実感できます。
税込価格 629円(本体価格579円)
重量 130g※手作りのため重量に多少の差があります。
原材料 石鹸素地(バージンオリーブオイルとローレル(月桂樹)オイルベース)
原産地 日本製
製造発売元 (有)クロスロードトレーディング
カサブクレイ石鹸130g
カサブクレイ石鹸130g
混合肌・オイリー肌の方におすすめです。 粘土(クレイ・ガスール)はトリートメント効果があり、昔から髪や肌の洗浄・トリートメント剤として使われてきました。そのクレイをカサブ石鹸に入れることで洗浄効果が高まり、よりさっぱりと洗い上げます。さらにオイルには含まれていないミネラルがクレイによって補われ、洗いあがりもつっぱることなくすっきりとした使用感です。
税込価格 745円(本体価格689円)
重量 130g※手作りのため重量に多少の差があります。
原材料 石鹸素地(バージンオリーブオイル/ローレル(月桂樹)オイル/クレイベース)
原産地 日本製
製造発売元 (有)クロスロードトレーディング

カサブクレイ石鹸(粘土石鹸)の特徴

カサブクレイ石鹸 中近東では昔からトリートメント効果のあるものとして髪の毛や肌にパックなどの方法で利用されてきました。鉱山で採掘されたタブレット状のクレイを粉にしたものや、粉を使いやすいパイプ型に固めたものを、今も中近東では公共のお風呂場に置かれています。クレイ自体は洗浄効果が弱いのですが、灰を混ぜ合わせると洗浄効果が高まるという事を知り、石鹸として使われていた時代もありました。そして現代、カサブ石鹸にクレイを入れることで洗浄効果を高め、さらにオイルに含まれていないミネラルが補われることでトリートメント効果も高まり、なじみのある石鹸からクレイの使用感を楽しめるようになりました。
粘土石鹸のヒストリー
中近東ではメソポタミア時代からシルクロードの時代を経て内戦前はアレッポのスーク(市場)など、さまざまな場所でクレイが販売されていました。 粘土
クレイは中近東で「Beyloonベイルーン」または「アレッポの粘土」と呼ばれ、モロッコでは「ガスール」と呼ばれています。 粘土
水(お湯)に溶いたアレッポのクレイはチョコレートのような外見で、ミネラル等が多く含まれ、ぬるっとしたなめらかなさわり心地です。 粘土

line 環境に対してline

全ての工程を手作業で行っているカサブ石鹸の工場では、 環境に対して悪影響を及ぼす作業は一切ありません。 かたちの悪い石鹸が出来てしまった場合や、石鹸をカットした部分にできた余った部分は釜焚きによって再利用され、 中近東のマーケットで販売されます。石鹸の乾燥に至っても自然乾燥なのです。 カサブ石鹸シリーズは真空パックされて販売しています。 素材は日本製トリプルナイロンでオレフィン系樹脂でできています。ダイオキシン等の有害ガス発生の心配はございません。 中近東の気候と自然の恵みにより生まれたカサブ石鹸は、肌に対してのみならず、自然に対しても優しい石鹸です。

line 石鹸の原材料 line

原料のひとつ、ローレル(月桂樹)オイル

ローレルの実 カサブ石鹸の一番の特徴ともいえるローレル(月桂樹)オイルは、ローレルの木の実から搾られています。ローレルの原産は地中海沿岸です。地中海沿岸の国々にはローレルの自然の群落がたくさんあり、太古の昔から人々にとって身近な植物でした。また、薬として神聖な木として扱われてきました。多くの遺跡にローレルの葉が描かれている事からも人々とローレルの関係を垣間見る事ができます。オリンピックやスポーツの競技会で勝利者だけに与えられる月桂冠はまさに特別な木である事を証明しています。中近東原産のオリーブ石鹸には、必ずと言っていいほどローレルオイルが含まれています。  

なぜローレルオイルが含まれているのでしょう

ローレルの茎と実 2000年の歴史を持つ中近東のオリーブ石鹸にはなぜローレルオイルが含まれているのでしょう。その理由のひとつとして、昔からローレルオイルには殺菌作用があると言われています。昔から薬として利用されてきたのは、第一にこの作用があったためでしょう。そしてもうひとつ、とても香りがよいということです。ローレルオイルを使うことにより、洗うだけの石鹸から、香りを残す芳香作用のある石鹸なのです。
また中近東はローレルの群落が多く、ローレルオイルが容易に手に入るという条件もそろっていました。しかし、ローレルオイルは大変貴重なオイルなのです。いくらたくさんのローレルの木があったとしても、100kgのローレルの実から採れるオイルは、わずか5kgだけ。このため昔から、 オリーブ石鹸に含まれるローレルオイルが多い程、高価な石鹸とされてきました。そして中近東ではオリーブ石鹸の事を、オリーブ石鹸とは呼ばず、「サボーン・ガール」=ローレル石鹸と呼んでいます。ですからローレルオイルは、中近東のオリーブ石鹸、カサブ石鹸にとっては貴重な原料なのです。  

ローレルオイルの採り方

ローレルの花 ローレルの木は楠の仲間の常葉樹です。4月に開花し、11~12月に実がつきます。そして実にオイルが貯まると、その実が緑から黒に変わり、人々に収穫の時期を知らせます。するとカサブの人々はローレルの森へ行き、実を収穫し、すぐにオイル作りに取りかかります。 ローレルオイルの採り方は主に2つあります。 1)低温下で溶剤等の薬品を使用しないで採取する方法(セミコールドプロセス)で中近東は全てこの方法でオイルを採取しています。 少量しか採取できませんがフレッシュで良質なオイルです。このローレルオイルがカサブ石鹸には35%含まれています。 2)高温下で溶剤等を使用し採取する方法。この方法は大量かつ容易にオイルが採取できます。 その後、不純物を取り除くためのフィルターにかけられ、カサブに使われるロ-レルオイルが出来上がるのです。  

オリーブオイル

オリーブ オリーブ発祥の地は中近東だと言われています。人類が歴史に登場する前から自生し、紀元前4~5000年頃より栽培され、そして紀元前2000年頃には南ヨーロッパや北アフリカに伝わっていきました。オリーブは干ばつに強いため、どのような土壌でも育つと言われています。 成長のための条件は 1)熱く乾燥した夏があること。 2)寒くて短い冬があること。 3)軽く雨が降る春があること。
最低限これらの気候条件が必要なのです。これらの条件はまるで中近東の気候を表わしているようです。  

中近東とオリーブオイル

中近東のオリーブ 中近東には、家庭の庭でもオリーブの木を見ることが出来ます。オリーブの木、実、油、すべてが神聖な存在です。そして日常にいろいろな使われ方をされています。昔から地中海沿岸の国々では、食用だけでなく医薬品、または化粧品にと幅広く使われてきました。  

カサブ石鹸に使われているバージンオリーブオイル

カサブ石鹸に使われているオリーブオイルはすべて中近東産で、全く熱を加えず薬品を使用しないで圧搾する方法(コールドプレス)の一番絞りのオリーブオイルで、そのグレードはバージンオリーブオイルです。食用とする際、オリーブオイルの酸味の量でグレードが決められますが、エキストラバージンオリーブオイルとバージンオリーブオイルの違いは、その酸味を下げるためのフィルターに通しているか否かの違いだけです。グレードの高いオリーブオイルの中でも、一番石鹸として加工しやすいため、バージンオリーブオイルを選びました。エクストラバージンオリーブオイルは食用としては最高のグレードですが、石けん造りの素材としては、エキストラバージンオリーブオイルにバージンオリーブオイルの方が劣るということはございません。バージンオリーブオイルは、フィルターを通す前の状態ですので、ビタミンやスクワレンを多く含んでいる、実の成分をより残しております。ですから、石鹸の素材としてはとても向いているのです。その肌に良いとされる成分として挙げられるものは保湿効果のあるグリセリン、スクワレン、活性化を助けるビタミンA、ビタミンEなどが代表的なものです。オリーブオイルに含まれているこれらの成分が、洗った後のお肌のしっとり感をもたらしてくれるのです。  

クレイ(粘土・ガスール)

中近東ではシルクロードの時代からアレッポのスーク(市場)など、さまざまな場所でクレイが販売されています。クレイは中近東で「Beyloonベイルーン」または「アレッポの粘土」と呼ばれ、モロッコでは「ガスール」と呼ばれています。 昔からトリートメント効果のあるものとして髪の毛や肌にパックなどの方法で利用されてきました。鉱山で採掘されたタブレット状のクレイを粉にしたものや、粉を使いやすいパイプ型に固めたものを、今も中近東では公共のお風呂場に置かれています。クレイ自体は洗浄効果が弱いのですが、灰を混ぜ合わせると洗浄効果が高まるという事を知り、石鹸として使われていた時代もありました。そして現代、カサブ石鹸にクレイを入れることで洗浄効果を高め、さらにオイルに含まれていないミネラルが補われることでトリートメント効果も高まり、なじみのある石鹸からクレイの使用感を楽しめるようになりました。  

line 石鹸の製法 line

カサブ石鹸のコールドプロセス製法
1.オリーブオイル、ローレルオイルをステンレスの容器に入れ、混ぜ合わせます。
2.オイルに対し、必要とする最小限度の苛性ソーダを計算し入れます。
3.材料を混ぜ合わせていくと石鹸化が進み、その状態になると混ぜ合わせた材料を型のトレイに流し込みます。1日でかたまった石鹸を、決まった大きさにカットします。
4.メーカーのスタンプを押して、さらに一ヶ月間乾燥させます。
カサブ石鹸は、中近東伝統の釜焚き製法とは違うコールドプロセス製法によりつくられています。釜焚き製法は大きな釜にすべての材料を混ぜ入れ、加熱して石鹸をつくっていきます。 コールドプロセス製法は、材料を混ぜ合わせたときに発生する熱のみで石鹸化を進めていくため、それぞれの原材料の分量、温度、気温、湿度の影響を受けやすく、正確さと経験が求められます。この製法により材料の長時間の加熱や高温の状態も短くてすむため、オイルの酸化も少なく、オリーブオイル、ローレルオイルの素材の特徴を損なうことなく仕上げます。 また、カサブ石鹸シリーズの原材料は上質なものを厳選して使われています。ローレルオイルは不純物が混ざっていないピュアなオイル。オリーブオイルはビタミン類が多めに含まれているバージンオリーブオイル。苛性ソーダは不純物が混ざっていないもの。そして使用する水は、飲料水。これらがカサブ石鹸の主成分となる原材料です。 この原材料とコールドプロセス製法による石鹸造り、そして何より、2000年と言われる石鹸造りの歴史がニュータイプのオリーブ石鹸、「カサブ」を誕生させたと言えるでしょう。その色、香り、そして使い心地は今までのオリーブ石鹸とはまったく違った石鹸と感じるはずです。

line 使用と効果について line

使用と効果

カサブ石鹸は洗顔だけではなく、洗髪、そして全身にも御使用になれます。 また、2度洗いすることによりメイク落としにも適しています。 ローレルオイルの洗浄効果とオリーブオイルの保湿効果により、数回の洗浄後もつっぱることなく、さっぱりとしながらもその後しっとりしてくる使用感です。 カサブ石鹸の良さを実感するのは何といっても洗顔でしょう。 手で泡立てた時の軽くなめらかな泡と、さわやかなロ-レルの香り。 そのなめらかな泡で洗顔し、泡を洗い流す時も油っぽいしつこさがなく、さっぱりと洗い上げます。 そしてその後自然の潤いが残ります。

line 石鹸の保管方法 line

石鹸の保管方法

オリーブオイルをたっぷり使用して造られた石鹸は、その成分として天然のグリセリンを多く含んでいます。 グリセリンは水分を引きつける性質があるため、湿気の多い場所に保管すると、石鹸が水分を帯び柔らかくなります。 長くお使いいただくため、乾燥した場所に保管することをおすすめ致します。