熟成と色について

   上)当社の石鹸:7ppm  下)色の濃い石鹸:69ppm

お客様から当社の石鹸が熟成していないのでは、という問い合わせがありその疑問解消のため、下記にまとめました。

外部検査機関による固形石鹸の一般検査一般的な固形石鹸を検査では重金属の項目があります。

上)当社の石鹸:7ppm  下)色の濃い石鹸:69ppm

-この検査で言えること-

この調査から、熟成したといわれている濃い色の石鹸は、釜だきの際、金属成分が石鹸素地と混ざり合うことで酸化し黒っぽく変色した色であると考えます。

<まとめと問題点>

当社は日本において石鹸の製造をしており、良い石鹸を作るためにオイルやそれ以外の原料についても勉強を重ねております。

金属成分は石鹸作りの際に使用する苛性ソーダや水、オイルにも少し含まれているため、当社の石鹸にも低い値の金属性成分が検出されますが、熟成したと見せかけるための金属成分を加えてはおりません。

かなり前のことになりますが、当社の石鹸工場において石鹸作りの際に一度釜に入れクッキングした苛性ソーダ水の余剰分を次の釜だき分に取り置き、そこに苛性ソーダ水を追加し、次の釜だき(クッキング)に使用したことがありました。

このことで苛性ソーダの濃度が濃くなったこという経験があります。(現在はこのようなリサイクルは行っておりません。)

その際の重金属の値は15ppmだったことから、苛性ソーダ水をリサイクルしたししても重金属の値は15~20ppm程度ではないかと予想します。

また、薬事法では石鹸素地の意味は原料の油脂とアルカリを混ぜ合わせた石鹸生地のことであり、それ以外の成分を使用したのであればその成分を表示することになっております。

当社の石鹸が熟成していないとのネガティブなイメージを持たれたことが非常に残念な思いでした。

アレッポの伝統的な釜炊き石鹸はアレッポの石鹸職人達にとって受け継ぐべき文化であり、大切な生活の糧でもあります。

当社の石鹸は植物オイルと苛性ソーダ、水だけで作られている自然派の石鹸であり、プロのアレッポ石鹸職人によって作られていますので安全安心です。

本来のアレッポの伝統的な釜炊き石鹸はこのような石鹸なのです。