石鹸の使い方
カサブ石鹸の使い方とアレッポの石鹸の使い方は同じです。
洗顔編
石鹸を水もしくはぬるま湯で濡らし、石鹸をクルクル回すように泡立てます。よく泡立てたい場合は泡立てネットをお勧めしますが、少しへたり気味の泡でもオイルクレンジングのように使用できます。
泡立てた泡を顔全体に広げながら強く負荷をかけず、軽く指を滑らせる感じで洗顔します。最後は水もしくはぬるま湯で石鹸をよく洗い流して終了です。
メイクの濃さ、汚れの度合いにより2度洗いをお勧めします。
※石鹸が目に入るとしみますので入らないようご注意ください。目に入った場合は水でよく洗って下さい。
洗髪編
石鹸をシャンプーとして愛用される方が増えています。頭皮の皮脂をすっきりと洗い上げてくれることが大変好評なようです。市販のシャンプーとは性質が違うのでその違いを把握しておくととても手軽に石鹸で洗髪をお楽しみ頂けます。
アレッポの石鹸の特徴として、弱アルカリの性質のため洗髪後、髪がキシキシすることがあります。
それを防ぐには、石鹸で洗髪後に石鹸シャンプー専用ビネガーリンス(クエン酸リンス)を使って中和させることでサラサラの仕上がりになります。また、ビネガーリンスは髪に付着したベタツキの原因となる、石鹸かすも取り除いてくれます。
最初はコツがつかめず使用感に納得できないかもしれませんが、続けているうちに自分流の使い方が必ず発見できます。あきらめず数回チャレンジしてみて下さい。
※手作りのビネガーリンス(クエン酸リンス)のつくり方は、ネットでたくさん紹介されています。また、市販のリンスもネットで簡単に見つけることができます。
洗髪方法
1.軽くブラッシングで埃などをおとす
2.お湯だけのシャワーで頭皮、髪を丁寧によく洗う。
3.濡れた頭皮に石鹸シャンプーをこすりつけるように使用して、指先で頭皮を良く洗いつつ泡立てていきます。泡立ちが悪い場合は、一度石鹸をよく洗い流し、もう一度石鹸をこすりつけ洗髪を繰り返す。
4.シャワーで丁寧によく洗い流す。
5.洗面器一杯のお湯にビネガーリンスを入れてかき混ぜる。
6.30秒ほど髪ごと漬けて指を手ぐしのようにして石鹸かすを取り除くイメージで、髪と頭皮にまんべんなくビネガーリンスを行きわたらせる。髪が長い場合は、これをより丁寧に行うことが大事です。
7.シャワーでビネガーリンスをよく洗い流す。(通常のリンスのように髪に残さないように全て洗い流す)
「コツは、最初、泡立ちが悪いからといって石鹸シャンプーをつけすぎないこと! また、お客様の髪質に合った、石鹸シャンプーの量とビネガーリンスの量のバランスを発見することなのです。」
バラカート社について
バラカート社について 1945年、社長のバラカート・ナデル氏がアレッポ市内にバラカート社としてアレッポの石鹸の工場を設立。原料にこだわり、高品質でありながらリーズナブルな価格を実現。2011年の生産量はシリア国内でトップ […]