
過去にも紹介したことがありますが今回は作った工程を少しだけお伝えします。
「クーサマヒシー」はズッキーニの中身をくり抜き、中に味付きのお米とひき肉を詰めてトマトスープで煮込んだ料理です。お昼の時間帯に住宅街を歩くとあちらこちらでこの料理を調理中と思われる香りが感じられシリアの夏の時期の週イチメニューと言えるでしょう。
写真①下中央はズッキーニと中身をくり抜く器具です。細いズッキーニなので、突き破らないで中身くり抜くのにとても苦労しました。


左上はひき肉入りのお米。くり抜いた後にこのお米を詰めます。
右上はくり抜いたズッキーニの中身の一部です。中のお米が出てこないように栓をします。
写真②と③お米を入れてズッキーニの中身でフタした写真です。




写真④トマトスープで煮込んで出来上がりました。トマトスープはニンニクとドライミントの香りでちょっと酸味があってさわやかなスープです。


ズッキーニの中身は小麦粉や卵などを混ぜて揚げて調理することが多いです。
今回は玉ねぎと一緒にかき揚げにしてみました。
一人当たり約4,5本の計算で買い出しに行くのですが1家庭で3~5kgくらいは一般的です。
シリアのズッキーニは薄い緑色で短く中身をくり抜く作業は割と簡単なのですが、日本ではそのズッキーニがないので本場シリアの味には及びませんが、安いズッキーニが手に入ったのでシリアを思いながらの懐かしい料理を作ってみました。