Aleppo soap in France

アレッポの石パリ
アレッポの石パリ

●うれしい発見●
先日、ガジアンテップの石鹸工場を訪問しました。
途中、イスタンブールとパリに立ち寄りました。
お土産屋さんやコスメショップにいつも立ち寄るのですが、その時アレッポの石鹸が売られていました。
アラビア語のスタンプはそれぞれの工場の刻印で、難民や移民となったアレッポの石鹸職人が今生きている国で頑張っているんだなと伝わってきます。
希望を言えば故郷のアレッポに戻って昔のように石鹸作りをしたいと職人達は思っています。
その平和が戻るまでは異国で頑張って石鹸作りを続けて欲しいと願います。

アレッポの石鹸トルコ

アレッポの石鹸職人の労働条件


トルコでのアレッポの石鹸職人の労働条件

アレッポの石鹸職人

アレッポから避難し、2015年よりバラカート社はトルコでの製造を本格化しました。
その時はトルコ語が話せる通訳を雇い、工場設立に伴う許可申請など簡単なことではありませんでした。
シリアに比べ物価が高く工場設立の経費も大きな負担でした。
しかし、石鹸作りを再開したいという強い思いで、トルコでの複雑で諸手続きは大変ではありましたが、「きちんと努力すれば正当な結果が得られることが嬉しかった」とバラカート社代表は話します。
以前はビジネスに必要なあらゆる手続きには独特な経費(コネ等)が必要でした。  この経費が高く大きな負担でした。
しかし、トルコでは事務的な手数料には明細があり、多くの民主的な国であれば当然なことです。
理不尽な理由から受付けないということもありません。

トルコでは難民であったとしてもトルコ市民とほぼ同等な権利を与えてくれています。
また、EUを手本とし、労働者の権利や雇用側の義務を課されてもいます。
中でも労働者に対する社会保険の加入の義務はシリア人にとっては驚きです。
初めて触れる民主的な国での義務と権利にはお金が掛かりますが、広く平等に扱われることを納得し受け入れて操業しています。

以前に比べ嬉しいのは労働者に良い賃金を支払えること、自分達にとっても有意義にその収入を使えること、そして難民キャンプにいるシリア人のために自分達の働いたお金を寄付できることに何より誇りが持てると話します。

特定の者だけが得をするような不平等を長い間見せられてきた職人達は、このような当たり前のことでも自由で幸せなことだと感じています。

●シリア難民支援について●

当社が行っているシリア難民支援は内戦が激化した頃より行ってきました。 

当社とバラカート社の共同で在トルコのNPOを通してトルコのシリア難民キャンプへの寄付を行っています。 

この難民キャンプの避難民の数は非常に多く、内戦で親を亡くした孤児たちも存在します。そういった一番立場の弱い人たちを中心にNPOは支援活動を行っています。 

また、シリア国内やシリア周辺の国々に避難しているシリア難民キャンプを支援する日本の団体への寄付を行っています。これら団体はシリア難民の現状を日本の皆さんに伝える活動も行っています。そのような団体に物販用の石鹸を無償で提供し、その販売利益が支援金となっています。 

協力させて頂いている支援団体は下記のとおりです。 

イベントなどでお見かけになりましたらお立ち寄り頂けたらと思います。 

・特定非営利活動法人(認定NPO)パレスチナ子どものキャンペーン(CCP Japan) 

・非営利団体Syrian Hands(シリアンハンド) 

・非営利団体Stand with Syria Japan(スタンド ウィズ シリア ジャパン) 

これらの団体の活動にお邪魔した際にこのような質問がありました。 

「シリアに直接お金を送るのですか?」 

とてもシンプルで的を得た疑問だと思いました。 

「現在シリアに直接送金することが困難なためトルコで必要な医薬品や食料、燃料などを買い付けてからシリア国内の難民キャンプに届けています。」と団体の方が答えていました。 

送金が困難という理由の他、そのキャンプでは現金があったとして も基本物資が底をついているのです。 

現地で活動する団体スタッフは危険を伴いながらも立場の弱い人々に寄り添って活動しています。 

日本からできる支援には限りがあり微力ではありますが今後も支援を続けていきます。

●ベストセラーに選ばれました●

アレッポの石鹸職人から
アレッポの石鹸職人から

現在、大手通販サイトで当社の石鹸がベストセラーに選ばれております。

多くの皆様に当社の石鹸を手に取って頂きまた高い評価を頂いておりますこと、心よりお礼申し上げます。

トルコに避難せざるを得なくなったアレッポの石鹸職人達の現状を広く知って頂くため、中間業者を通さず直販によりリーズナブルな価格で販売し続け、一度お使い頂けたら必ずこの石鹸が良い品質の石鹸と理解が得られると信じてお届けしてきました。

私共の思いが多くの皆様にご理解頂けていることに喜びとお客様への感謝の気持ちを以前よりお伝えしなければと思っておりました。

本当にありがとうございました。

しかし、その反面残念な声も最近では目にすることもあります。

当社の石鹸が他社の真似をしているとか偽物だとかという心無いコメントなどです。

元々、石鹸の産地アレッポにはシリア政府から認定された約200軒以上の石鹸工場がありました。もし1軒だけの石鹸工場だけだったとしたらアレッポが石鹸の産地として世界に知られていたでしょうか。昔から多くの石鹸工場の職人たちがアレッポで石鹸作りをし続けた歴史が石鹸の産地として世界に知らしめてきたのです。

すべてのアレッポの石鹸職人達はアレッポで石鹸作りをし続けたかったのです。シリア内戦の影響で国内外アレッポから避難せざるを得なかった状況でした。 それをどこが本物でどこが偽物などという表現で他社の石鹸を貶めることはアレッポ以外で操業している石鹸職人達の侮辱とも取れる話です。そもそも現在アレッポで操業している石鹸工場もないと聞いています。

当社が販売するバラカート社の石鹸工場もかつてはアレッポで操業し海外に多くのアレッポ石鹸を輸出していた大手工場でした。

どの石鹸工場もずっとアレッポで石鹸を作っていたかったはずです。

ある1軒の石鹸工場だけが本物を作っているというのは、他の多くのアレッポの石鹸職人や石鹸工場の存在を否定することで、これこそがフェイクニュースではないでしょうか。

日本のメディアが昨年11月に取材したシリアレポートです。

シリアの石鹸工場の現状も伝えています。

(記事をリンク http://www.news24.jp/articles/2018/11/16/10409359.html  )

当社が販売するバラカート社は5年前よりトルコで難民となりました。

現在はきれいに整備された石鹸工場で品質の良い石鹸を製造しています。

彼らの努力に私たちはとても感謝しております。

久しぶりの焼き立てホブズ

今年の夏は猛暑の中、会社の引越しに追われ一息つく間もなく、少し落ち着いてきたので久しぶりにシリアのレストランに行くことができました。

このレストランが気に入っているのは、ランチメニューの中には焼き立てのホブズ(中近東の主食でナンの同類)が食べ放題のところ。※写真:風船のように膨らんでいるのがホブズです。

シリアに行ったことがある方でしたらご存知の方も多いのでは。

現地のレストランであっても必ず焼き立てを出しているわけではありません。

ですから、日本で焼き立てを食べられることは現地の人間にとって本当にありがたい。

焼き立ては丸く膨らみ小麦のいい香りがして食欲が増してきます。

シリアのホブズはシンプルな味わいでどのシリア料理にも合い、おいしさを引き立ててくれます。

ホブズの事ばかり話しましたが、このお店は近くに各国の大使館が多く点在し、パーティー用の大皿料理も注文を受け付けているようで、以前は羊の丸焼きが目の前を通過するなど日本では珍しい料理も度々見られます。

とは言え、ランチメニューはお手頃でホブズ食べ放題のセットもあり、コーヒー、デザート付です。

どの料理も気取らない素朴なシリアの家庭料理が味わうことができます。

機会があれば是非一度、焼き立てホブズとシリア料理を食べて頂きたいです。

アラビアレストラン ゼノビア

http://www.zenobia-ib.com/

アレッポの石鹸職人から

中東の伝統的なお菓子

先々週、断食月のラマダンが明け、新年を迎えた様に「皆さんが健康でありますように」と言って家族や知人に挨拶をします。

そんな折、私の元に知人から大量のデーツ(ナツメヤシの実)が12kgも届きました。

中近東ではラマダン中やラマダン明けによくデーツを食べます。

栄養価が高くミネラルが豊富等、健康に良く中東の代表的な木の実です。

この時期のギフトとして贈られることの多い食品です。

届けられたデーツを当社スタッフに個装パック1kgを配りました。

1kgと言えばアレッポ石鹸5個分相当の大きさなのでスタッフは少し驚いていました。

日本の皆さんは甘さ控えめでなければ食べないから口に合うかちょっと心配でしたが、すっきりとしつこくない甘さが意外に好評でさらに1kgリピートしてくれました。

そのままのデーツも美味しいのですが、デーツを使った中近東伝統のお菓子もこの時期どの家庭でも食べられています。

ちょっと紹介させて下さい。

中近東の伝統的なお菓子、「アジュワ」。

クッキーの中にデーツをつぶした餡が入ったお菓子で、ラマダン明けに親戚や知人の家に行くと必ず出されます。

木型で色々な形をかたどり、この時期は家庭でもよく手作りされています。

日本の我が家には型がなかったのでシンプルに丸い形で焼き上げました。

飾り気のない素朴な味でしたが、嬉しいことに大好評でした。

故郷のお菓子を家族や知人がおいしそうに食べているのを見ていると「皆さんが健康でありますように」と、自然とそんな気持ちになるものです。

母国の情勢は一見静かな状況に見えますが、土地を追われた人々は安心して戻れる保証など全くないため母国で平和に暮らすという夢をいったんは捨てざるを得ません。

トルコに避難した石鹸職人達も今は母国に戻るという思いを今は封印しトルコで生きていく決意です。

ドイツに渡ったシリアの若者

実は私の兄弟の子供たち二人は、今ドイツにいます。

21才と22才の青年ですが約1年半前、シリアからトルコに渡りボートでギリシャ、そこからは徒歩やバス、列車を乗り継いでドイツに辿り着きました。この旅が甥っ子にとって初めての海外渡航経験でした。別々の時期にドイツに向かったため親戚同士といっても彼らは違う州に住んでいます。

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石鹸職人へのインタビュー

見せかけの熟成に関し掲載をしてきましたが、やはりプロの見解をお客様にもお知らせしたく、石鹸職人へのインタビューを掲載します。

伝統の鎌炊き石鹸へのご理解をより深くお持ち頂ければ幸いです。

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